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鶴ヶ峰
夕方のにおいが、いつの頃からか変わった気がする。子供の頃、もう遊びは終わりだと思うそのにおいは、まぎれもなく夕ご飯のにおいだった。
学生の頃、君を家まで送っていった香りはひどく切なかった…。でもいつの頃も夕焼けは悲しい気持ちになる。
そんなことってない?
afternoon Tea
ある晴れた午後、片付けものをしていたら急にアイスティーが飲みたくなった。 君のいない生活はひどく無機質だけれど、不自由な自分は嫌いではない。洗いざらしのシャツに袖を通し、出来あがったアイスティーがのどを 通っていく瞬間は思わず、ため息をつく程、安らぎを与えてくれるのだ。